kindleは知識とお金と時間を生み出す!
みなさん、読書してますか?
私は本を読む時間がめっきり減り減った時期がありました。なぜなら、スマホが出てきて暇な時間が無くなったからです。
電車の中、ちょっとした待ち時間、寝る前、昔は本を読む時間だったんですが、どうしても最新情報の誘惑に負けてスマホを見てしまいます。
ですが、知識や知恵を蓄え、感性を磨くには、作者が魂を注入して執筆し、プロの編集者が編集した本を読むのが一番です!
本を読まない人と、月に一冊でも読む人では10年後の知識量に圧倒的な差が出ます。話をしていても、知識の幅と深さに歴然とした差が出てきます。
ノーベル賞を受賞された益川敏英先生も「本をたくさん読むこと。世の中の多くの考えと解釈が分かれば思考の幅が広がる」とおっしゃっていました。
試行の幅が広がることにより、新たな知識を生み出すことにつながります。
一時期読書から遠ざかっていた私ですがkindle(電子書籍)を活用するようになってから読書ライフが一変しました。
その理由は下記の3点です
・音声読み上げでどこでも読書ができる
・複数端末同時表示で勉強の効率UP
・場所とお金の節約ができる
これ以外にもいろいろ便利な機能はありますが、その他の便利機能は他のサイトにお任せして上記3点について紹介します。
ちなみに、お金を出してkindleのハードウェアを買うのを進めているわけではありません。スマホとPCにkindleの無料のアプリをインストールすればOKです。
ぜひこの記事を読んでいただき読書習慣をつけてください。
音声読み上げでどこでも読書
これが、一番重宝している機能です。
スマホを見る時間は、目が空いている時間ですが、目は空いていないけど耳は空いている時間は思いのほか多いです。家事をするとき、移動している時、寝る前の布団の中・・・
皆さんも、自分の生活の中で、目は他のことに使っているけど、耳が空いている時間が何時間あるか思い返してみてください。人によっては一日数時間になるのではなないでしょうか
その時間、読書をできればたくさんの本が読めるようになります。ぜひスマホで読み上げの設定をしておいてください。
そして、音声読み上げに慣れてください。この慣れるというのがとても大切です。
私が、音声読み上げ機能を使って読書を始めたときに感じたデメリットは3つありました。
1、機械が読み上げる単調な声は、理解しにくいし頭に入ってこない
2、目で読むより時間がかかる
3、自分のペースに関係なく読み上げられるので、他のことを考えてしまって、気づくと聞いていなかった。
安心してください。「単調な声」と「時間がかかる」は完全に慣れの問題です。
特に一つ目の「単調な声 」は3~4時間聞いていれば慣れて理解できるようになります。
最近は、機械が読み上げる音声でも普通に小説を聞いていて泣けます。読み上げ方が単調でも脳が慣れると、頭の中に小説の風景が展開され、登場人物への感情移入もできるようになります。むしろ、慣れてくると目で読むより理解ができるようになると感じています。なぜならば、目で読んでいる時は、無意識に読み飛ばすことがあるためです。そのため、気づいたらあまり理解できていない時があります。ですが、音声読み上げは機械が読み上げるので絶対に読み飛ばしません。そのため、きちんと本の内容を理解できるようになります。また次の段落で説明する音声読み上げ速度を上げて聞く際には、この単調で一定リズムの読み上げ方が聞きやすい声になります。
2つ目の、「目で読むより時間がかかる」についてです。最初は読み上げ速度が遅くないと理解できないので時間がかかります。ですが、慣れてきたら読み上げ速度を上げても理解できるようになってきます。慣れてきたら徐々に読み上げ速度を上げて下さい。目で読むのと同等、もしくはそれより早く読み進められるようになります。私は、下の動画の速度で読み上げを聞いています。
そして、このくらいの速度で聞き取れるようになると、目で読むのと大差はありません。(ちなみに上記動画は福沢諭吉の「学問のすすめ」ですが1時間半で読み終わります。目で読むのと同じくらいですかね。)そして、この早い言葉を聞き取れる能力は、本を読むこと以外にも活用できるので重宝します。YouTubeなどパソコンやスマホで動画を見るとき、録画したテレビを見るときに2倍速で見ても余裕で理解できます。(むしろ、2倍だと遅く感じるのですが、YouTubeも私が使っているHDDレコーダーも2倍速までしか対応していません、4倍速くらいまで対応してほしいです。)
本を読む以外にも使えるこの能力は、多くの時間を節約できるので、絶対獲得してほしい能力です。(早い声を聴いて理解するのは脳のトレーニングにもなるらしいですよ)
ただ、速読に比べると速度の面ではかなわないと思います。ですが、速読はあまり内容を覚えられないと言われています。私は、きちんと理解したり、感動するためにお金を出して本を買います。速読でいくら早く本が読めたって、大まかな理解しかできないのなら、本を買って読む意味がないですよね。
3の、「自分のペースに関係なく読み上げられるので、他のことを考えてしまって、気づくと聞いていなかった。」ですが、これは集中して聞くように意識するしかないですね。慣れの問題ではないと思います。他のことを考えて気づいたら理解できていないときは、巻き戻して聞き直しましょう。それしかないです。でも、これって、読み上げだと発生しやすい問題かもしれませんが、目で本を読んでいる時も、同じようなことありますよね。目は文字を追っていたけど、頭はほかのことを考えていて、理解していないってパターンです。目で読む場合は、すぐに読み直せるし、読むのを止められるので、音声読み上げ程顕著にこの問題は起こりませんが、音声読み上げ特有の問題ではないと考えています。
読み上げに関して2つだけ注意点があります。読み上げで本を読みたい場合は、絵や図の無い(少ない)本を選びましょう。絵があると読み上げが中断されてしまいますし、そもそも絵を見ないとわからないような文章になっているので読み上げだけを聞いてもあまり理解できません。絵や図の多い本は、目が使えるときに読んでください。絵のない(少ない)文章ばかりの、良い本ってたくさんありますので安心してください。
もう一点は、読み上げ可能なフォーマット(文字データ)で販売されている電子書籍を選んでください。稀ですが画像化された電子書籍もあって読み上げ機能が使えませんのでご注意ください。
音声読み上げは慣れるのに少し時間がかかりますが、慣れておくととっても便利です。活字を読むのが苦手という人にもおすすめの方法です!
スマホで音声読み上げさせる方法
音声読み上げの方法はたくさんあると思いますが、私が行っている簡単な方法を紹介します。
iPhoneの場合はスピーチ機能をONにする
設定 → 一般 → アクセシビリティ → スピーチをON
あとは、kindleで読みたい本を表示させて、画面の上から下へ日本指でスワイプするだけです。
ちなみに、スピーチ機能は、kindelだけではなく、メールやWebなどテキストデータで表示されているものなら大抵読み上げてくれます。
iPhoneでの具体的な操作方法はこちら
Androidの場合は、TalkBack機能をON
OSメニュー → ユーザー補助 → TalkBackをONで音声読み上げが使えます。
Androidでの具体的な操作方法はこちらの動画をご覧ください。
昔はTalkBackを使っていましたが、TalkBack機能をONにするとAndoroid全体の操作方法が変わってしまいます。
操作方法がわからないととても使いづらくなるので、操作方法を理解しておきましょう。
複数端末同時表示で勉強の効率UP
この手法も電子書籍ならではです。小説等を読む際は使わない手法ですが、勉強をするときに重宝します。
私は、最近プログラムの参考書を買って実際にプログラミングしながら参考書を読み進めているのですが、参考書ってページを行ったり来たりしますよね。
前のほうで説明されていた単語が、後のほうで出てきて、前に戻って調べなおして・・・っていう感じです。ページに指を挟んだり、付箋を貼ったりして対応している人も多いと思います。電子書籍の場合は、デジタルでブックマークできるので、その辺も便利ですが、ページを行ったり来たりするのは、紙にはかなわないかなっと思ったりします。
ですが、複数端末を利用して同時に違うページを表示するのは最強です。
具体的に私の場合は、PC、MAC、スマホ、タブレット、kindle Paperwhiteに同じ本の違うページを表示させながら参考書が読めます(さすがに5台全部使うことは希ですが)。戻りたいページが常に表示されている状態なので、そもそもページを行ったり来たりする必要がなく、目を移すだけで、欲しい情報にたどり着けるんです。これははかどります!
このような使い方はもしかしたらライセンスや利用規約違反になるかもしれないと思い、Amazonに確認しましたが、問題ないとのことでした。
電子書籍を使い始めた当初は、参考書は電子書籍に向かないと思っていましたが、今では、参考書こそ電子書籍を使うべきだと考えています。
お金の節約ができる
そもそも、電子書籍は割引があったりポイントが多くつきますので、節約になります。
これは、一般的に言われている電位書籍のメリットですが、時間とお金の節約について、少し深堀してみてください。
場所を取らず重さもないということは、すべての本を持ち歩けるということです。ということは、出かけるとき、旅に出るときにどんな本を持っていこうか考える時間が節約できます。
そもそも、本を持っていなくても、ネットにさえつながれば、どこでも新しい本を購入できるので、旅をしながら読みたい本を選べばOKです。(残念ながらiPhoneのkindleアプリでは電子書籍を購入出来ないのですがiPhoneのブラウザからなら購入できます。)
持ち運ぶ本を選ぶ時間も、本屋に行く時間もゼロになりますのでとても時間が節約できます。時は金なりです!
そして、もう一点、本の維持費が不要です。本の維持費?って思う方もいるかと思いますが、本には維持費がかかります。
賃貸だとイメージしやすいですが、本棚に使用してる面積は毎月お金を払っているのと一緒です。
平米単価や本、本棚の種類によって大きく差が出ますが、ざっくり一冊につき1.2~3.6円の維持費が毎月かかっていると思ってください。
奥行30㎝×幅120㎝×高さ210㎝の本棚に300冊の本が収納できると仮定すると、一冊当たり0.0012平米必要になります。
賃貸の平米単価が1000円~3000円程度だとすると、一冊当たり1.2~3.6円/月分の面積を占有することになります。
書籍の平均所有数は356冊らしいので、毎月427~1281円分の家賃を本の保管ために払っている計算になります。
保有書籍数が多い人なら、毎年何万円にもなりますね。
私は、数年前所有していた数百冊の本をすべて電子化して本棚を捨てましたが、部屋がとても広く有効に使えるようになりました。
保管、持ち運び、本選びにかかるコストが下がると、結果的に気兼ねなく本を買うことが出来るようになり本を読む量が増えます。
電子書籍のデメリット
読みづらさやめくりづらさなど慣なれで解消するようなデメリットを抜かすと、本にどうしてもかなわないデメリットは、中古で売れないことと、インテリアにならないくらいだと思います。
まとめ
本を読む習慣をつけて新たな知識を生み出そう
本を読む時間を作るために音声読み上げ機能を活用しよう
参考書は複数端末に同時表示させて勉強の効率をUPしよう
保管、運搬、本選びのコストが下がると本を読む量が増える。
最近、読書から離れてしまっている人、活字を読むのが苦手な人は、ぜひ、スマホにkindleをダウンロードして、試してみてください。
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